化学物質管理

協和発酵キリン株式会社 堺工場 における代表的な事例(平成22-23年度)

協和発酵キリン株式会社 堺工場 における代表的な事例

<平成22-23年度に実施した代表的なリスクコミュニケーション活動事例>
名称 第8回堺・泉北地区地域対話
実施日時 2012年2月7日(火)13時00分~18時30分 (準備開始:2011年6月頃)
目的
  • 企業の活動を紹介し、理解していただく。
  • 街中の工場として地域の皆さまが感じている環境問題について意見交換を行い、改善を図る。
場所
  • 当該事業所内
  • ホテルなど民間貸し会場
実施主体
  • 当該事業所
  • 自治体(堺市危機管理室)
  • 事業者団体(JRCC会員)
  • 共催(堺・泉北地区地域対話参加企業)
  • 協和発酵キリン堺工場近隣自治会の皆さま
規模・参加者構成
近隣住民(自治会、町内会など) 15人
近隣の事業者 27人
自治体職員 2人
傍聴者 16人
自社(当該事業所と他事業所の合計) 7人
報道 1人
総数 68人
実施内容
会社・事業所紹介 10分
事業所の環境活動報告 20分
事業所の災害対策 20分
工場見学 50分
質疑応答・意見交換会 120分
社外協力者の講演 50分
アンケート報告と質問回答 20分
合計 290分
環境活動報告内容
  • 化学物質の排出量(PRTR制度など)
  • 化学物質のリスクに関する情報
  • 騒音
  • 臭気
  • 地震、災害対策 :
    被害の想定範囲・規模、管理体制の変更点、住民への連絡体制
  • 温暖化対策や省エネ対策
  • 廃棄物対策
参加者からの質疑  
特徴的な取組
開催案内の方法
  • 自治会長への連絡
  • 近隣住民への戸別訪問(チラシの戸別配布を含む)
  • JRCC本部、会員への連絡
プレゼン資料の作成方法 発表当日専用に集計加工
当日参加者に準備したもの
  • 会社概要・環境報告書
  • 発表原稿のハンドアウト(印刷物)
  • 懇親会
リスクコミュニケーション活動の公表状況 ホームページや環境報告書などで公表
リスクコミュニケーション活動を継続する
理由・効果
活動継続の理由
  • リスクコミュニケーション活動の目的である「化学物質を扱う企業が化学製品の開発から製造、使用、廃棄に至る全ての過程において、自主的に環境・安全・健康を確保し、社会からの信頼性向上とコミュニケーションを図る」ために重要な活動である。
  • 特に、当工場は街中の工場として地域の皆様に安心安全を提供するために、地域の目線で御意見をいただき、共存共栄を図っていくための重要な活動と位置付けている。
効果
  • 地域の方に企業の環境安全への取組を紹介し、地域の目線の意見をいただき、さらなる改善を図る意識づけになる。
  • 企業の社会貢献状況、化学物質への取扱いと環境への影響対応等紹介して、化学企業への理解を深めていただける。
<事業者情報>
会社情報 http://www.kyowa-kirin.co.jp/
環境報告書等の情報 http://www.kyowa-kirin.co.jp/csr/environment/
所在地 大阪府堺市
立地 住宅隣接地域
主たる業種 医薬品製造業
主たる製品 花粉症治療薬、血圧降圧剤、他
規模(従業員数)* 123人
届出物質数* 3
排出移動上位3物質*
番号 物質名 全排出・移動(kg/年)
全排出 全移動 合計
大気 水域 土壌 埋立 下水 廃棄
127 クロロホルム 3,100 0 0 0 3,100 0 59,000 59,000 62,100
300 トルエン 15 0 0 0 15 32 2,800 2,832 2,847
232 N,N-ジメチルホルムアミド 0 0 0 0 0 1,000 0 1,000 1,000
合計 3,115 0 0 0 3,115 1,032 61,800 62,832 65,947

*平成22年度PRTRデータ(平成24年3月公表時)

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